2014年08月26日

赤道の海がグツグツ?(自主制作映像の完全版です)



 8/24の勉強会「ブラジル日本移民にとっての終戦」で上映した自主制作映像「ブラジル日系社会における『終戦』〜『勝ち組・負け組』抗争の回想」の完全版です。

 三浦さんの記憶は90歳とは思えないほど素晴らしくクリアーで、エピソードのひとつひとつが活き活きしていてとても面白いです。こういう人を語り部というんだなぁと感じました。

 私としては、こうして友人のお父さんの話を聞くことで、遠い歴史をぐっと身近に感じることができました。

 三浦さんご自身も、自分の体験を子供や孫に映像という形で残せる機会になったと、とても喜んでいただいているようです。


miurarosangela.jpg



 上映会当日は、三浦さんの娘さん、久保園ホザンジェラ清美さん(写真・右)も来てくれました。ちょうどその日の朝8時に、ブラジルからセントレア空港に到着したばかりで、家に荷物を置いて、その足で駆けつけてくれたのでした。

 スカイプでの取材の際は、イヤホンの音が聞き取りづらいお父さんに横で通訳してくれました。今回の作品は彼女の援助なしでは実現しませんでした。本当にありがとうございました!

 この後は、今回の映像にポルトガル語の字幕をつけて、一般のブラジル人や日本のブラジル人学校の子供たちにも日本人移民の歴史を知ってもらう教材として利用してもらえる形にしたいと考えています。

 こちらも完成ししだいyoutubeで公開しますので、お楽しみに!






posted by kubohara at 00:37| Comment(0) | ブラジル日本移民