(あらすじ)
ミナスジェライス州の山峡の農場に暮らす明治生まれのブラジル移民・石井延兼さん・敏子さん夫妻の晩年の生活を、四年間にわたって見つめた記録。
心臓を患い、死期の迫るのを覚悟した夫は、過去の思い出にふけり、いかに死ぬかにこだわり続ける。
いっぽう夫の看病と農場の台所を預かる老妻は、農場の粘土を用いて陶芸も行ない、いかに生きるかにこだわり続ける。
農場に通って滞在と取材を続ける岡村に、延兼さんは意外な話を打ち明け始めた。
延兼さんは、ブラジル移民の父といわれる水野龍の呼寄せで移住して、水野の書生を勤めたというのだ。
延兼さんは、水野と初期移民にまつわる隠されたエピソードを岡村に託した。
農場に延兼さんとの最後のひとときを過ごそうと、アメリカに住む妹夫妻が訪ねてきた。
ブラジルの軍政時代にフランスに亡命した娘夫妻もやって来る。
そして…。
☆★岡村淳さん上映会『ブラジルの土に生きて』★☆
日時:2014年11月22日(土) 15:00-18:30
場所:カポエイラ・ヴァジアソン
参加費:カンパ制
プログラム:
13:00-14:45 カポエイラのホーダ
15:00-15:15 岡村淳さん紹介
15:15-17:45 上映会『ブラジルの土に生きて』(途中休憩取ります)
17:45-18:30 ディスカッション・意見交換会
19:00- 懇親会(岡村さんとの食事会)