2015年07月29日

カポエイラxロックx沖縄



 もう10年以上前、愛知県小牧市に滞在していたカポエイラの友人デニスの最新曲『安里屋ユンタ』ブラジルヴァージョンです。

 カポエイリスタとしての彼は、メストリ・アンドラーデ(メストリ・ピナッチの弟子で、サンパウロはABC地域の第一人者)の最後のフォルマードであり、もう一つの顔はロックミュージシャンです。現在はサント・アンドレ市のイベントでかなり大々的に活躍しています。

 数年前、ひょんなことから自らの沖縄ルーツを発見した彼は、沖縄県人会を訪ね家系を調べ始めます。そんなかで出会った三線の音色に心を打たれ、サンパウロの師匠に弟子入り。そこでロックと沖縄が融合していきます。

 数年前彼の自宅を訪れたときは三線とビリンバウで即興セッションをやりました。当時はまだおぼつかない手つきでしたが、今回の作品の出来は上々だと思います。

 やはり自分のルーツと結びついた時のパワーには、ただの趣味とは少し異質なものを感じます。私は気に入りました。

 デニスは真ん中の黒いシャツ。後ろのハワイアンシャツは息子のマルコス君です。




posted by kubohara at 10:29| Comment(0) | その他・雑談
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