2013年02月28日

ジーニョ・ナシメントとビリンブン演奏

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 本日最初の約束は、午後1時にジーニョ・ナシメント(Dinho Nascimento)の家でした。おなじみビリンバウ・ブルースのジーニョです。

 昔と今のメストリたちの存在感、指導法の違いなどについて、ひとしきり話しこみました。

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 奥さんのセシリアさんがマンゴとバナナにグラノウラと蜂蜜をかけたデザートを出してくれました。初の生マンゴの味にミシリカも大感激でした。

 ビリンバウ・オーケストラの映像を見ながらいろいろ情報の交換をしました。ヴァジアンドで行ったビリオケの映像も見てもらったんですが、とても高く評価してくれましたよ。懐かしい人はこちらで聴けます。ぜひヘッドフォンで。http://capoeiradio.com/article/47336319.html

 話が盛り上がりすぎて、気がついたら次の約束に30分遅れ。ドナ・セシリアに車で送っていただきサンパウロ大学に向かいました。


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 サンパウロ大学を定年で昨年退官したメストリ・グラドソン(Mestre Gladson)。

 大学の体育教育にカポエイラを導入した第一人者です。メストリ・パウロ・ゴメス、アイルトン・オンサに学び、サンパウロ・カポエイラ連盟の創設にも尽力しました。

 彼には95年に参加した「カポエイラ・クリニック」のとき以来いろいろお世話になっています。2000年に長野のウィルソンと共催で私が初めて日本に招へいしたメストリもグラドソンでした。

 今回は、90年代に行われていたカポエイラの学生大会(Jebs)についての話を伺いました。

 弟子のヴィニシウスとの共著本をプレゼントで頂きました。



 夜はンジンガのホーダへ行きました。

 コウスケ君とも再会。羨ましくなるような動きの軽さ、トリッキーかつ機能的なジョーゴはボニートでしたよ。彼の立ち振る舞いや仲間とのやり取りから、グループの中核を担う重要な存在であることが感じられました。帰国した際には、日本に素晴らしいアンゴラをもたらしてくれるでしょう!

 もう一人。写真を撮ればよかったんですが、日系2世で80歳になるマリオさん。八〇、八十ですよ!!ジョアン・グランジと同じか一つ上くらいですよ。彼のジョーゴも素晴らしいものでした。前回お邪魔した2009年の時に息子さんのテルとともに始めたばかりだったと思うんですが、失礼ながら、よく4年間続いたということにまず驚きです。若者や子供ばかりの環境ですし、やはり練習も大変だと思います。ヴァジアソンの若者たちにも、ぜひ見習ってほしいと感じました。

 途中でセノリーニャ、ブランダゥンといった旧友たちも出現。私にとってはとても居心地のいいホーダでした。





posted by kubohara at 12:52| Comment(0) | カポエイラ探検隊
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