今日はサルヴァドール最後の土曜日ということで、先週に引き続きフェイラ・ジ・サンタナのメストリ・クラウジオのホーダを訪れました。
ホーダに歩いて向かう途中、ダウン症の子供たちが陽気に踊っている光景が見えました。「Ser diferente é normal(違っていることは当たり前のことだ)」のフレーズが素敵だったので、一枚撮りました。
またしばらく行くと古雑誌のセール市が。カポエラジオでもおなじみの、ピアーダ(ジョーク)を集めたものがあったので、思わず買ってしまいました。まだ目を通していませんが、面白いのがあったら、またアップするつもりです。
サンバがメインでカポエイラがおまけといったら大げさかもしれませんが、そういう印象のあるホーダです。
彼らのカポエイラの素晴らしい点の一つは、ジョーゴ・ジ・ジニェイロ(口でお金を拾うのを競うジョーゴ)を生きた伝統として継承しているところです。実際、さくらではなく、本物の見物人たちから紙幣が投げ込まれます。
さながら大相撲の懸賞金のように、見ごたえが期待されるジョーゴには、投げ込む人の数も金額も上がります。2レアル、5レアル、10レアルときて、20レアル紙幣が投げ入れられた時にさすがに驚きました。
取った、取られた、取り方がずるい、というようなコミカルなやり取りを観客は楽しみます。お金は本当に取った人のものになるようで、先生も生徒もなく、時に目が真剣になるところが逆に笑えます。
帰りのバスの中で隊員のミシリカが見つけたアナウンスです。一見、日本でもバスや地下鉄に張ってあるおなじみのシールに見えますが、よく見るといちばん左に太った人のデザインが。さすがに肉食の国にあっては、肥満の人も気遣われるべき対象に入るようです。
2013年03月23日
フェイラ・ジ・サンタナ再訪
posted by kubohara at 19:44| Comment(0)
| カポエイラ探検隊
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