2014年02月21日

ハファエウ、ペルナ、ソンブラ(2/21)

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 カポエイラ探検隊2日目は、午前10時にジャバクアラ駅でハファエウとの待ち合わせから始まりました。

 ハファエウといってもピンとくる人は、まだ多くないと思いますが、メストリ・アナニアスのCDで「ハファエ〜ウ」とメストリが何度も呼んでいるあの人だと言えば分かる人もいるのではないでしょうか?いないですよね(笑)。

 私にとってはメストリ・アナニアス直伝のビリンバウを受け継いでいる数少ない本物の一人です。まだこれから彼の名前は知られていくと思います。

 ハファエウとオレンジジュースを飲みながら、カポエイラとの出会いや彼のカンドンブレについてひとしきり話を聞きました。

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 そこにやって来たのはメストリ・ペルナロンガ。本当は今晩の彼のホーダを訪ねる予定だったのですが、私の都合が合わずに、ジャバクアラまで出てきてもらうことになりました。

 彼は先週の土曜日(2/15)


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ソンブラとは影の意味です。


 夜はボネカの誘いに乗ってサントスへ、メストリ・ソンブラを訪ねました。ちなみにサントスは、1908年6月18日に最初の日本移民を乗せた笠戸丸が入港した町です。

 この日の練習は夜8時からということで、現地入りしたのも8時前ぎりぎり。夜の港町は淫靡な香りがぷんぷんです。

 人影もまばらで、オレンジ色の街灯が怪しい道をしばらく行くと、ビリンバウの音が聞こえてきました。

 メストリとは1999年に彼が主催したジョアン・グランジとルーア・ジ・ボボの講習会で会って以来の再会です。

 アカデミアに入って見ると、その縦長の間取り、壁の写真の飾り方、塗られたペンキの色合いが昔のメストリ・ブラジリアのアカデミアとそっくりで妙な懐かしさを覚えました。

 

posted by kubohara at 11:30| Comment(0) | カポエイラ探検隊
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