カポエイラ・ヴァジアソンでは、8月2日(金)から毎週水曜日と金曜日、豊田市の保見団地にあるMXFUSION GYMでカポエイラのレッスンを開講します。
カポエイラ・ヴァジアソンの保見団地クラス
日時: 毎週水曜日と金曜日 午後9時から10時30分
場所: MXFUSION GYM(愛知県豊田市保見ケ丘5-1 フォックスタウン3F)
3時間無料の駐車場もあります。
お問い合わせ: 0565-43-1633(アンデルソン、ジャニ/MXFUSION GYM)
保見団地と言えば愛知県を代表するブラジルタウンで、住民の50%以上がブラジル人を筆頭とするラテンアメリカ系住民であるとも言われています。実際、道ですれ違う人もブラジル人のほうが多いような印象です。
もともとカポエイラ・ヴァジアソンでは、カポエイラを通じて地域のブラジル人と交流を図れればと2000年に豊田市国際交流協会(TIA)で、2001年から保見公民館でカポエイラのレッスンを行っていました。
ところが数年後、保見団地に住むブラジル人をリーダーとするカポエイラグループが誕生したため、同じ種目でコミュニティーを割るのも本意ではないとの思いから、私たちが身を引いたという経緯がありました。
その後保見団地内のカポエイラグループは、ムゼンザ、アバダ、リベルタサゥンと、私が把握しているだけでも3つのグループが入れ替わりましたが、昨年の半ばぐらいにリベルタサゥンが解散して以来、保見団地内のカポエイラ団体は不在の状態になっていました。
私としても昨年は名古屋市港区にあるブラジル人学校に毎週金曜日にボランティアでカポエイラを教えに行っていましたが、今年度は学校自体が不開校になったため、ブラジル・コミュニティーに新たな交流のパートナーを求めていたタイミングでもありました。
ですから私にとっても、今回の保見への復帰は、10年の時を経て再びホームへ戻るような、不思議な巡り合わせを感じています。
2000年のグループ創設当時、メンバーの中では「ヴァジアソンは軟派な市民団体だ」なんて言いながら、かなり積極的に地域の国際交流イベントなどに出演していました。しかしここ数年は、アカデミアのやりくりや内輪の様々な改変にかかずらって、かなり内向きな状態が続いていた気がします。
何がきっかけだったか、このことにふと気付き、いまいちど初心に帰るべく、昨年ぐらいから少しずつ動いてきました。このたびの保見団地への復帰もその流れの中にあります。
保見のレッスンを私が引っ張る裏で、アカデミアのレッスンはカンナちゃんとサグィンがそれぞれ代行を引き受けてくれました。こうしてグループ全体のバックアップを得ているという意味でも、この保見のプロジェクトはぜひぜひいい形で展開させて行けるよう全力を尽くしたいと思っています。