2013年07月28日

保見団地でレッスン再開します!

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7月15日シャンダゥンと一緒にMXFUSION GYMでホーダを行いました
 


 カポエイラ・ヴァジアソンでは、8月2日(金)から毎週水曜日と金曜日、豊田市の保見団地にあるMXFUSION GYMでカポエイラのレッスンを開講します。



カポエイラ・ヴァジアソンの保見団地クラス

日時: 毎週水曜日金曜日 午後9時から10時30分

場所: MXFUSION GYM(愛知県豊田市保見ケ丘5-1 フォックスタウン3F)
     3時間無料の駐車場もあります。

お問い合わせ: 0565-43-1633(アンデルソン、ジャニ/MXFUSION GYM)



 保見団地と言えば愛知県を代表するブラジルタウンで、住民の50%以上がブラジル人を筆頭とするラテンアメリカ系住民であるとも言われています。実際、道ですれ違う人もブラジル人のほうが多いような印象です。

 もともとカポエイラ・ヴァジアソンでは、カポエイラを通じて地域のブラジル人と交流を図れればと2000年に豊田市国際交流協会(TIA)で、2001年から保見公民館でカポエイラのレッスンを行っていました。

 ところが数年後、保見団地に住むブラジル人をリーダーとするカポエイラグループが誕生したため、同じ種目でコミュニティーを割るのも本意ではないとの思いから、私たちが身を引いたという経緯がありました。

 その後保見団地内のカポエイラグループは、ムゼンザ、アバダ、リベルタサゥンと、私が把握しているだけでも3つのグループが入れ替わりましたが、昨年の半ばぐらいにリベルタサゥンが解散して以来、保見団地内のカポエイラ団体は不在の状態になっていました。

 私としても昨年は名古屋市港区にあるブラジル人学校に毎週金曜日にボランティアでカポエイラを教えに行っていましたが、今年度は学校自体が不開校になったため、ブラジル・コミュニティーに新たな交流のパートナーを求めていたタイミングでもありました。

 ですから私にとっても、今回の保見への復帰は、10年の時を経て再びホームへ戻るような、不思議な巡り合わせを感じています。

 2000年のグループ創設当時、メンバーの中では「ヴァジアソンは軟派な市民団体だ」なんて言いながら、かなり積極的に地域の国際交流イベントなどに出演していました。しかしここ数年は、アカデミアのやりくりや内輪の様々な改変にかかずらって、かなり内向きな状態が続いていた気がします。

 何がきっかけだったか、このことにふと気付き、いまいちど初心に帰るべく、昨年ぐらいから少しずつ動いてきました。このたびの保見団地への復帰もその流れの中にあります。

 保見のレッスンを私が引っ張る裏で、アカデミアのレッスンはカンナちゃんとサグィンがそれぞれ代行を引き受けてくれました。こうしてグループ全体のバックアップを得ているという意味でも、この保見のプロジェクトはぜひぜひいい形で展開させて行けるよう全力を尽くしたいと思っています。

 


posted by kubohara at 23:00| Comment(0) | レッスン(教え方・習い方)

2013年07月11日

遅刻は素晴らしい!?

 会社の残業で退社が遅くなってしまったあなたには2つの選択肢がある。


 家に帰るか、カポエイラに行くか。


 たとえ遅れても、そこでカポエイラに行くことを選んだあなたは、次の2つの意味で素晴らしい。


 ひとつは自分のために練習し、自分の必要性を満たせること。


 もう一つは、グループとしての向上に貢献できること。


 カポエイラには、個人ではなく、グループとして上達しなくてはいけない、あるいはグループとしてしか上達できないことがある。それにはある程度の参加人数がどうしても必要だ。たとえ遅れても、自分が参加してその一員になることには、グループに貢献する、メンバーに協力するという意味を持つ。


 要は、たとえ遅刻してもカポエイラに行くのは、自分のためになるだけでなく、仲間のためにもなるんだということですね。仲間のために練習に行くという発想は、普段なかなか持ちにくいのではないでしょうか?


 自分のためだけなら「今日は疲れたな、面倒くさいな」という心のたるみも、行くことで仲間への協力にもなるんだと考えたら、どうでしょう、少しは身が奮い立つでしょうか?


 今日も練習後のミーティングからシャンダゥン語録でした。


 この話のきっかけとなるコメントをしてくれたサグィン、オブリガード!!

 


 



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2013年07月05日

私はあなたの手を取ります

 今年の3月、カポエイラ探検隊でシャンダゥンのイベントに参加したときに、これはいいなぁと感動して、でも少し照れくさくてヴァジアソンの練習には取り入れられなかったことがあります。

 それは練習の最初と最後に、みんなでしゃがんで輪を囲み、隣の人と手を繋いでこう唱えるんです。


Eu seguro sua mão na minha, para que juntos possamos fazer, tudo aquilo que não podemos fazer sozinhos.

私はあなたの手を取ります。みんなで一緒にするために。一人ずつではできないすべてのことを。


 どうですか?素敵でしょう?

 すごくいいなぁと思いながら、帰国したときに、急に生徒たちと手を繋いで「今日からこれをやってみようよ」とは言えませんでした。自分の弱さを感じます。

 今回シャンダゥンを通して、これが実現し、間接的に伝えられたうれしさと他力でしかできなかった恥ずかしさを半分ずつ感じています。




posted by kubohara at 07:05| Comment(2) | レッスン(教え方・習い方)

2012年06月20日

真のAulãoを

 メストリ・ブラジリアの来日までもう2週間と迫りました。私にとっても年に一度、源泉から水を飲める、とても大切な日々になります。

 私がブラジルにいた1995年から99年にかけて、サンパウロを始めブラジル全土で空前のカポエイラ・ブームに沸きかえり、あらゆるメディアにカポエイラが登場していました。当時数百人の生徒を抱えるグループも珍しくなく、整然と整列した生徒を前にワイヤレスマイクのヘッドセットをしたメストリが公開レッスンをするAulãoという形態が流行しました。授業、レッスンのことをポルトガル語でAulaといいますが、その大がかりなものをAulãoと言っているんです。

 そこではジンガから様々なステップ、エントラーダや蹴りの反復練習が延々と繰り返されました。しかし私にはベルトラインのうえで金太郎飴が作られているように見えて、カポエイラの練習方法としてはおよそ似つかわしくないなと感じていました。

 カポエイラ・ヴァジアソンでは、メストリ・ブラジリア以外にも様々なメストリたちを招聘して講習会を開催してきましたが、幸か不幸か毎回熱心なカポエイリスタたちが少数集まるだけなので、非常に濃い学びの時間が展開しています。

 今年も予習として、サンパウロのカポエイラの歴史、カポエイラのグローバリゼーションに関する文献をみんなで訳して知識を蓄えています。ヴァジアソン以外でも九州や大阪のカポエイリスタが参加してくれていますよ。まだまだ関心のある人は一緒にやりましょう。http://brasilia70.exblog.jp/





posted by kubohara at 19:19| Comment(4) | レッスン(教え方・習い方)

2012年05月03日

ヴァジアソン合宿 in 山梨 ありがとう!

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 4月28日、29日と山梨県甲府市で行ったヴァジアソン合宿、とても実り多い楽しい2日間でした!

 せっかくの機会だからと山梨の皆さんにはホーダに遊びに来ませんかというお声掛けをさせていただいたんですが、地元のアウマ・リベルダージ、ビゾウロ山梨ばかりかナラハリ東京の皆さんも駆け付けてくださり、フィナーレは本当に楽しいホーダで締めくくることができました。ご参加いただいたカポエイリスタのみなさん、送り出してくれたリーダーの皆さん、ありがとうございました。

 むしろ名古屋のヴァジアソン・メンバーの数が少なくて申し訳なかったですが、それでも入会して1カ月のもとちゃん、沖縄から帰省中のメニニーニャも来てくれたし、最近練習に参加できていなかった面々と久しぶりに話もできてうれしかったです。


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 初日のレッスンは、アウマ・リベルダージ、英和大学カポエイラ・サークルの皆さんも参加。動きのほうは、リズムに動きをおさめるというテーマで行いました。リズムに乗るとはどういうことか、相手に集中しながら、伴奏ともリンクし続けるという練習でした。

 バテリアも人数が多く、用意できた楽器もバラバラだったので、マクレレ・ベースのバトゥカーダを行いました。アタバキのコンゴをベースに、ビリンバウでムゼンザ、サン・ベント・グランジ、ジェジェなどのトーキを重ねていき、アゴゴやパンデイロも何種類かのリズムをアレンジしました。普段のカポエイラのバテリアとはまた違ったノリで楽しかったですね。

 二日目はナラハリ東京のみなさんも加わったので、同じことをサンバ・ベースで行いました。おかげでいいノリのままホーダにつながりました!


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 夜のシュハスコ、温泉、郷土料理ほうとうと楽しいことづくし。次回はフルーツ狩りの時期に行きたいです!ゲスト・ハウス「アミザージ」今後ともよろしくお願いします(笑)!





posted by kubohara at 09:44| Comment(0) | レッスン(教え方・習い方)

2011年12月02日

24時間カポエイラ

 昨日のレッスンから一話・・・


 メストリ・パウロ・ドス・アンジョスは、「24時間カポエイリスタであれ」と生徒たちに言っていた。

 若いころ仕事が忙しくてなかなか練習に行けなかった自分は、その言葉を聞いてとても気持ちが楽になった。

 なかなか練習に顔を出さないので、メストリ・パウロは自分が他のグループで練習していると思っていたようだ。久しぶりにホーダに行ったときに、毎日練習している生徒よりも自分のほうがうまかったのを見て、「どこで練習しているんだ?」と聞かれた。

 「24時間カポエイラをしています」と答えると、メストリは笑った。


 レッスンの合間にするちょっとした話の中にもいろんな教えが詰まっています。何気ない一言で、それまで引っかかっていたものがさっーとほどけていく時がありますね。DVDやyoutubeにはない、生身の付き合い、ライブだからこそのエネルギーだと思います。

 明日は『Sob o olhar da mandinga』の上映会で、マンジンガについていろいろ話し合う、前半の山場です。ぜひご参加ください!!





posted by kubohara at 11:23| Comment(0) | レッスン(教え方・習い方)

2011年11月22日

自尊感情を子供たちに 無料カポWSを12/23

 子ども達に自尊、相互尊重、協働の意識を学んでもらいたい、それにはカポエイラはもってこいだよね!

 というわけで、カポエイラ・ヴァジアソンでは、Axe(アシェー)ジャパン!プロジェクトとタイアップして、カポエイラを使った教育プロジェクトを以下の要領で実施します。
 
 今年の5月29日、東京でRoda dos ProfessoresがあったときにコハダンのMão de Onçaが言っていたことに私もとても共感するんですが、「日本にカポエイラが根付いたと言える状態というのは、子供、青少年、大人、お年寄りまで、すべての世代にまんべんなくカポエイリスタがいるような状況だ」ということですね。

 そういう意味で、カポエイラの未来を背負う子供たちを育てることの重要性は改めて言うまでもないと思います。ただ、ブラジルでもそうですが、どういう指導の仕方をするかで子供たちの成長ぶりはまったく違ってくるんですね。カポエイラそのものに善悪があるわけでなく、それはいわばナイフと一緒ですから、おいしいごちそうを作るのに使うか、人を刺すのに使うかは、使う人の心の問題になってきます。

 一方、ただカポエイラをやっているだけで、自動的に自尊、相互尊重、協働の意識を身に付くかと言えば、カポエイラをしている私たち大人たちの世界を見れば、どうもそうでもないことは自明ですね(笑)。というわけで、どういうやり方をすれば、カポエイラの楽しさを最大限味わってもらいながら教育的な効果が高まるか、いろいろ試行錯誤しているところです。

 ぜひ同じような問題意識を抱えている人たちで、情報共有していきたいですね!
 


「自己表現」と「おもいやり」を学ぶカポエイラ・ワークショップ

日時:12/23(金・祝) 13:00〜15:00

場所:カポエイラ・ヴァジアソン

対象:小学生、中学生

参加費:無料

内容:
@DVD(カポエイラ紹介)
A趣旨説明
B基本の動き ※アウー、ホレー、ジンガ、など
C基本の動きを取り入れた遊び(足ふみゲーム)
D基本の蹴りと防御 ※二人組になってカポエイラの技の組み合わせを学びます。
Eジョーゴ
F結びの挨拶

連絡先(担当・水落):temos.axe.em.roda@gmail.com(メールアドレス)、080-3529-9788(携帯電話)


 以下は、Axe(アシェー)ジャパン!プロジェクト代表の水落さんのメッセージです。

 ブラジルの伝統的格闘技カポエイラを通して、子ども達にどんなに辛い時でも自分に誇りを持つこと、みんなの前で自分を主張すること、相手の主張を受けとめること、お互いに協力して良い世の中を築いていける協働力を身につけて欲しい。

 カポエイラは、ブラジルに奴隷として連れて来られたアフリカの人々が、自分達の自由と尊厳を獲得するために生み出した格闘技です。勝ち負けがなく、「競争」より「協調」を重んじるカポエイラでは、相手を打ち負かすことより、お互いの良さを引き出しあって最高のパフォーマンスを発揮することが理想とされています。




posted by kubohara at 23:12| Comment(3) | レッスン(教え方・習い方)

2011年11月13日

「アカビロウドコガネ VS ヴィッツ」 予習の大切さ

 「おっ、アカビロウドコガネだ。こんなところに珍しいな。」

 それは夕方の草むらを飛んでいる体長1センチにも満たないかわいい黄金虫です。小1で「むし博士」の異名をとっていた私は、今でも小さい昆虫たちが気になります。

 一緒に歩いている友人は、よくあんなのが目に入るなと言うんですが、私にしてみれば

 「あれ、今すれ違った車って新しいヴィッツじゃなかった?」

 という彼の言葉に、よくそんな違いにまで目が行くなと思ってしまいます(笑)。

 要は、同じところを歩いて、同じ景色を見ているようでも、その人の関心やそれまでの蓄積によって、目に飛び込んでくるもの、飛び込んできたとしても、それを意味ある情報としてキャッチできるかどうかは変わってくるということですね。

 カポエイラでも同じだと思うんです。

 同じジョーゴを見て、同じ話を聞いても、人それぞれ収穫が違うのは、その人の関心や予備知識の量によって変わってくるからですね。

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 ということで、今度のメストリ・ヘネ講習会の予習として、これ以上ない最適な教材がDVD『Eu não nasci para jogar capoeira,fui enviado』です。これはメストリ・ヘネのグループACANNEを中心に、サルヴァドールの主要なアンゴラ団体が登場して、彼らの社会的な取り組みを取り上げているドキュメンタリーです。

 自分の目の前にいる人が、どんな所からやって来て、何を考え、どんな活動をしているのかを知っておくことで、私たちのメストリに対するまなざし、発する質問の仕方もおのずと変わってくると思います。

 私としては、別に今回の講習会のためというわけではなく、日本のカポエイラ全体に役に立つだろうと考えて日本語字幕を付けたんですが、今回の予習としてもまさにウッテツケですので、再度お勧めしています。DVDについての詳しい解説はこちらの記事を見てください。

 これまで見ていただいた方からは、「よくぞこれに字幕を付けてくれた」と、おおげさではなく本当に大絶賛の言葉をもらってます。カポエイラに対する見方に確実に厚みが増すと思いますよ。しっかり予習しておいて、今度のワークショップを3倍活用しましょう!!

 購入はカポエイラ・ショップ ビリンバウから。今ならセール価格の3,500円(税抜き)です。








posted by kubohara at 08:47| Comment(0) | レッスン(教え方・習い方)

2011年09月25日

カベロ講習会行ってきました

 24日に横浜のカポエイラ・アンゴラ・センターが主催するカベロ講習会に参加しました。

 レッスンも飲み会も素晴らしかったです!

 Sou discipulo que aprendo!素晴らしい先生と出会うと、学べることの幸せ、その終わりのなさを改めて実感させられますね。今回もそんな出会いでした。

 カベロとは共通の友人がたくさんいて、本当にいろんなところで絡み合っているだけに、これまでに出会っていないのが不思議なくらいの人でした。一昨年来日した時も、私のほうはプリーニオの講習会を主催中で、同じ東京にいながら、会えずじまい。今回はようやく念願かなって初対面となりました。

 アンゴラ・センターの方々にもとても親切にしてもらい、感謝感謝です。ありがとうございました!!




posted by kubohara at 00:14| Comment(0) | レッスン(教え方・習い方)

2011年09月14日

「土よりも種」の巻

 昨日の練習のホーダでのこと。

 始めて2ヶ月のメンバーの上達が素晴らしいのを見て、

 曰く、


「えっ、まだ2ヶ月なの?すごいね!」「うまいね!!」

「教え方がいいというのもあるだろうね」

「いいえ、同じ人に教えてもらっても、私はこんなに上達しなかったし」


 これもピアーダではなく、実話です(笑)。

 ヴァジアソンの練習では、毎回、こんなピアーダのようなオモロイ会話が飛び交っているんですよ!!




 
posted by kubohara at 09:24| Comment(0) | レッスン(教え方・習い方)