2014年12月03日

次回の岡村上映会は『郷愁は夢のなかで』に決定しました。

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 これこそ大手テレビ局の目からはこぼれ落ちる、映像作家・岡村淳の「虫の目」だからこそ捉えられたテーマだと思います。

 上映会当日には、岡村さん本人が来場して、いろいろお話をうかがうことができます。お楽しみに!


☆★ 岡村淳さん上映会 ★☆


■日時:2015年1月24日(土) 15:00-19:30

■場所:カポエイラ・ヴァジアソン

■参加費:カンパ制

■プログラム:

13:00-15:00 カポエイラのホーダ

15:30-15:45 岡村淳さん紹介

15:45-18:20 上映『郷愁は夢のなかで』

18:30-19:30 ディスカッション・意見交換会

19:30-     懇親会(岡村さんとの食事会)



『郷愁は夢のなかで』
 1992年、ブラジル各地の旅を続けていた岡村は、アマゾン源流のマットグロッソ州の町で、不思議な老日本移民の噂を聞く。
 その人は世間との付き合いを絶ってひとりで掘立て小屋に暮らし、自分のオリジナルの浦島太郎の話を創作し続けているという。
 ぜひその話を聞きたいと願った岡村は、すでに消息を絶っていたその日本人・西佐市さんの居所を訪ねあてる。
 西さんは浦島太郎の語りを披露することを拒むが、岡村の度重なる訪問に、カセットテープに語りを吹き込むことを約束してくれた。



1998年初版制作・2001年改定版制作/155分
(初版タイトル「郷愁は夢のなかで ブラジルに渡った浦島太郎」)
制作協力:細川周平
制作・構成・撮影・編集・報告:岡村 淳




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2014年11月28日

岡村淳さん上映会の第2弾は1月24日(土)

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 上映作品はおってお知らせいたします。関心のある方はスケジュールの調整だけしておいてください。



☆★ 岡村淳さん上映会 ★☆


■日時:2015年1月24日(土) 15:00-18:30

■場所:カポエイラ・ヴァジアソン

■参加費:カンパ制

■プログラム:

13:00-15:00 カポエイラのホーダ

15:30-15:45 岡村淳さん紹介

15:45-18:00 上映作品は後日発表します!

18:00-19:00 ディスカッション・意見交換会

19:30-     懇親会(岡村さんとの食事会)







posted by kubohara at 16:06| Comment(0) | ブラジル日本移民

2014年11月23日

感動いっぱい、岡村淳さん上映会

 「大地に立つ十字架は、遠くから見ると漢字の『土』に見える」。

 映画の冒頭、主人公の石井延兼さんの言葉です。2000年に制作された『ブラジルの土に生きて』は、淡々と流れる日常の中で、カトリックの信仰を支えに生老病死の4苦と向き合い、移民者の人生を凛と生き抜いた石井延兼さん・敏子さん夫妻の物語でした。今日、すでにお二人ともミナス・ジェライスの土に返られています。

 昨晩は、参加者それぞれが様々な思いを抱きながら家路に就きました。奈良県から参加していただいたブラジル人女性の方からさっそくメールをいただきまして、「どこかに泊まって飲み会まで名古屋に残ればよかった。12時過ぎに家に着いたけど、今日のテーマに思いふけって2時過ぎまで寝られなかった」とおっしゃっていました。


















 今朝、岡村さんと話していたのですが、年明け早々になんと再び来日されるとのことで、ぜひ再び名古屋にお越しくださいとお願いをしておきました。今回参加できなかった方々、次回こそぜひ岡村作品ご覧になっていただければと思います。

 また次回の詳細が決まりましたらfacebookでも告知いたします。お楽しみに!









posted by kubohara at 23:29| Comment(2) | ブラジル日本移民

2014年11月19日

☆★11/22(土) 岡村淳さん上映会『ブラジルの土に生きて』★☆

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(あらすじ)
 ミナスジェライス州の山峡の農場に暮らす明治生まれのブラジル移民・石井延兼さん・敏子さん夫妻の晩年の生活を、四年間にわたって見つめた記録。
 心臓を患い、死期の迫るのを覚悟した夫は、過去の思い出にふけり、いかに死ぬかにこだわり続ける。
 いっぽう夫の看病と農場の台所を預かる老妻は、農場の粘土を用いて陶芸も行ない、いかに生きるかにこだわり続ける。
  農場に通って滞在と取材を続ける岡村に、延兼さんは意外な話を打ち明け始めた。
  延兼さんは、ブラジル移民の父といわれる水野龍の呼寄せで移住して、水野の書生を勤めたというのだ。
 延兼さんは、水野と初期移民にまつわる隠されたエピソードを岡村に託した。
  農場に延兼さんとの最後のひとときを過ごそうと、アメリカに住む妹夫妻が訪ねてきた。
 ブラジルの軍政時代にフランスに亡命した娘夫妻もやって来る。
 そして…。


☆★岡村淳さん上映会『ブラジルの土に生きて』★☆

日時:2014年11月22日(土) 15:00-18:30

場所:カポエイラ・ヴァジアソン

参加費:カンパ制

プログラム:

13:00-14:45 カポエイラのホーダ

15:00-15:15 岡村淳さん紹介

15:15-17:45 上映会『ブラジルの土に生きて』(途中休憩取ります)

17:45-18:30 ディスカッション・意見交換会

19:00-     懇親会(岡村さんとの食事会)




posted by kubohara at 08:23| Comment(0) | ブラジル日本移民

2014年10月15日

岡村淳さん上映会『ブラジルの土に生きて』


 自らブラジル移民となって日本人移民をテーマとしたドキュメンタリー・ビデオの制作を続ける記録映像作家・岡村淳さんをお迎えし、上映会を行います。

 上映会の前にはカポエイラも行います。ついでにカポエイラも見てみたいという方は少し早目にお越しください!


☆★岡村淳さん上映会『ブラジルの土に生きて』★☆

日時:2014年11月22日(土) 15:00-18:30

場所:カポエイラ・ヴァジアソン

参加費:カンパ制

プログラム:

13:00-14:45 カポエイラのホーダ

15:00-15:15 岡村淳さん紹介

15:15-17:45 上映会『ブラジルの土に生きて』(途中休憩取ります)

17:45-18:30 ディスカッション・意見交換会

19:00-     懇親会(岡村さんとの食事会)


■岡村淳(おかむら・じゅん)プロフィール

西暦1958年11月7日生まれ。東京都目黒区出身。
1982年、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。
考古学・民俗学・人類学などから、現代日本文化に潜む縄文文化の痕跡を研究。
同年、日本映像記録センター(映像記録)入社。
牛山純一代表プロデュ―サーにテレビ・ドキュメンタリーの作法を叩き込まれる。
処女作はシンガポールにロケした「すばらしい世界旅行」『ナメクジの空中サーカス 廃屋に潜む大群』(1983年)。
以後、「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」(いずれも日本テレビで放送)の番組ディレクターを担当し、ブラジルを始めとする中南米を主に取材。
特にアマゾン川流域の取材が多く、「すばらしい世界旅行」『大アマゾンの浮気女 最後の裸族地帯』(1984年)などインディオの生活や大逆流ポロロッカ、吸血コウモリの生態などをお茶の間に紹介する。
1987年、フリーランスとなり、ブラジルに移住。
その後「すばらしい世界旅行」の他に「新世界紀行」(TBS)、「スーパーテレビ情報最前線」(日本テレビ)などのディレクターを担当。
1991年、「フリーゾーン2000」(衛星チャンネル)の取材を契機に、小型ビデオカメラを用いた単独取材によるドキュメンタリー制作に開眼。
以降、記録映像作家としてNHK、朝日ニュースター、東京MXテレビなどで20本以上の作品を放送。
1997年より自主制作によるドキュメンタリーづくりを始める。
ブラジルの日本人移民、そして社会・環境問題をテーマとした作品の制作を継続中。
自主制作の代表作に『郷愁は夢のなかで』(1998年)、『ブラジルの土に生きて』(2000年)、『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』(2002年)、5時間16分の長編『アマゾンの読経』(2006年改訂)、『あもーる あもれいら』三部作(2007−2012年)、『橋本梧郎と水底の滝』シリーズ(2011年〜)など。
最新作は『山川建夫 房総の追憶』(2014年)。
作品のDVD化やレンタルをせずに、上映には制作責任者である岡村の立会いを原則する「ライブ上映会」を行なっている。
「ひとりでもご覧になりたい方がいればおうかがいする」という方針で、日本とブラジルをはじめ、台湾、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オランダなどでライブ上映会を実施している。
2013年にはじめての著書『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』(発行:港の人)を刊行、好評発売中。





posted by kubohara at 19:12| Comment(0) | ブラジル日本移民

2014年08月30日

「女たちのブラジル」『南九州新聞』

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 6月22日に行った第1回上映会に参加していただいた佐野さんが送ってくださった『南九州新聞』の連載記事です。

 記事中の下窪チミさんの父・中村重義さんは、佐野さんの祖母の兄に当たるとのこと。ブラジル移民の歴史っていよいよ身近なんですね!

 ちなみに佐野さんは今月からアメリカに留学中です。お体に気をつけて留学生活楽しんできてください!また帰国したらいろいろやりましょう!





posted by kubohara at 14:10| Comment(0) | ブラジル日本移民

2014年08月26日

赤道の海がグツグツ?(自主制作映像の完全版です)



 8/24の勉強会「ブラジル日本移民にとっての終戦」で上映した自主制作映像「ブラジル日系社会における『終戦』〜『勝ち組・負け組』抗争の回想」の完全版です。

 三浦さんの記憶は90歳とは思えないほど素晴らしくクリアーで、エピソードのひとつひとつが活き活きしていてとても面白いです。こういう人を語り部というんだなぁと感じました。

 私としては、こうして友人のお父さんの話を聞くことで、遠い歴史をぐっと身近に感じることができました。

 三浦さんご自身も、自分の体験を子供や孫に映像という形で残せる機会になったと、とても喜んでいただいているようです。


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 上映会当日は、三浦さんの娘さん、久保園ホザンジェラ清美さん(写真・右)も来てくれました。ちょうどその日の朝8時に、ブラジルからセントレア空港に到着したばかりで、家に荷物を置いて、その足で駆けつけてくれたのでした。

 スカイプでの取材の際は、イヤホンの音が聞き取りづらいお父さんに横で通訳してくれました。今回の作品は彼女の援助なしでは実現しませんでした。本当にありがとうございました!

 この後は、今回の映像にポルトガル語の字幕をつけて、一般のブラジル人や日本のブラジル人学校の子供たちにも日本人移民の歴史を知ってもらう教材として利用してもらえる形にしたいと考えています。

 こちらも完成ししだいyoutubeで公開しますので、お楽しみに!






posted by kubohara at 00:37| Comment(0) | ブラジル日本移民

2014年08月24日

記録よりも記憶に

 本日の上映会「ブラジル日本移民にとっての終戦」、大成功でした。ホーダとはまた別の充実感が今もまだ体の中でポカポカしています。お忙しい中お集まりいただいたみなさん、ありがとうございました。

 映画や話に夢中で、一枚も写真とっていないのに気づいたのは、アカデミアを出るときでした。「しまった!」という気持ちの反面、それほど私自身が主催者というより参加者という意識で臨んでいたことの結果だと思うと、後悔はむしろ満足感に変わりました。

 というわけで今日の写真はなし。記録よりも記憶に残る集いになったと感じています。




posted by kubohara at 21:08| Comment(0) | ブラジル日本移民

2014年08月15日

予告編『ブラジル日本移民にとっての終戦』(8/24上映用)




 今日は終戦記念日です。

 こんどの勉強会では、私が独自で取材したインタビュー映像も上映します。

 語り手の三浦徳治さん(90)は、私の友人のお父さんです。この日に見るメイン映画『闇の一日』の主人公、日高さんとほぼ同世代ということで、当時どのような状況だったのか、どんな気持ちだったのか、両親の様子は、町の様子は、といったことをお聞きしました。

 取材は8月8日金曜日の深夜、スカイプのビデオ通話を利用して行いました。カポエイラの練習が終わって家につくや、スカイプで友人のホザンジェラとコンタクト。彼女は三浦さんの娘さんです。

 当日上映するのは19分の映像ですが、編集ではカットするのがいかに難しいかを痛感しました。「え〜」とか「あ〜」とか「う〜〜ん」とか、内容はなくても、三浦さんのお人柄や話の雰囲気を理解するのに、あったほうが良いなぁという部分は、あえてそのままにしてあります。
 


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 これらのドキュメンタリーを見た後、前回同様、みんなで感想や意見を交換したいと思います。

 今日の私たちがあまりぴんと来ない、あるいは胡散臭いとさえ感じてしまう「愛国心」とか「日本人としての誇り」といったテーマに、ブラジル移民の歴史を通じて向き合えるいい機会だと思います。

 みなさん、万事繰り合わせの上、ぜひぜひご参加ください。お会いできるのを楽しみにしております!



勉強会「ブラジル日本移民にとっての終戦」

日時:2014年8月24日(日) 午後1時から4時

場所:カポエイラ・ヴァジアソン(名古屋市千種区内山3-26-13 4F)

参加費:無料

プログラム:
13:00-14:30 『闇の一日』(マリオ・オクハラ監督)上映会

14:30-15:00 独自取材映像『ブラジル日本移民にとっての終戦』の上映

15:00-16:00 感想・意見交換





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2014年07月31日

「ブラジル日本移民にとっての終戦」 勉強会第2弾を8/24に

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送検された「勝ち組」の青年たち
右端がドキュメンタリーの主人公の日高さん



 前回非常に好評だったブラジル日本移民に関する勉強会の第2弾を8/24(日)午後1時から4時までカポエイラ・ヴァジアソンで行います。

 今回のテーマは、8/15の終戦記念日にちなみ「ブラジル日本移民にとっての終戦」。いわゆる「勝ち組/負け組」問題を取り上げます。

 第2次大戦後、祖国日本の敗戦を認めるか認めないかで日系社会が分断されました。敗戦を認める認識派を「負け組」、日本は戦争に勝ったんだと信じる人々は「勝ち組」と呼ばれ、血気盛んな「勝ち組」の青年たちが「負け組」のリーダーたちを暗殺するという凄惨な事件が多発しました。

 対戦中、連合国側についたブラジルは日本と国交を断絶します。この瞬間、ブラジルにいた日本移民は敵国からの移民となりました。日本語での教育や集会が禁止され、逮捕者が相つぎました。警察では厳しい尋問や拷問が行われたといいます。日本政府の役人たちは全員日本に帰ってしまい、かの地にとり残された移民たちは非常に心細い思いをします。「自分たちは日本に見捨てられた民=棄民だ」と嘆かれたのはこの時代です。

 情報が極度に統制されていた当時、移民たちにとって日本の戦況や世界情勢を正確に把握できるすべはほとんどありませんでした。日本の敗戦が告げられて大騒ぎになった移民社会でしたが、同じ日に「敗戦はデマだ。実は日本は勝ったんだ」といううわさが流れました。敗戦を認めること=帰る場所を失う移民たちは、祈るような思いでこのうわさにすがります。これが「勝ち組」「負け組」対立の出発点です。

 今回の上映会では、暗殺事件に関わった4人の実行犯のうち、最後の生き残りである日高さんを取材したドキュメンタリーを見ます。客観的には「殺人犯」の日高さんですが、当時はいかに大義を背負っていたか、日本人としてのアイデンティティーや誇りを守り抜くという「純粋な」心情に支えられた行為だったと話す言葉に、当時の移民がおかれていた状況の複雑さがにじみます。

 みんなでドキュメンタリーを見た後、前回同様、みんなで感想や意見を交換したいと思います。

 今日の私たちがあまりぴんと来ない、あるいは胡散臭いとさえ感じてしまう「愛国心」とか「日本人としての誇り」といったテーマに、ブラジル移民の歴史を通じて向き合えるいい機会だと思います。

 みなさん、万事繰り合わせの上、ぜひぜひご参加ください。またお会いできるのを楽しみにしております!


勉強会「ブラジル日本移民にとっての終戦」

日時:2014年8月24日(日) 午後1時から4時

場所:カポエイラ・ヴァジアソン(名古屋市千種区内山3-26-13 4F)

参加費:無料

プログラム:
13:00-14:30 ドキュメンタリー上映会
14:30-15:00 独自取材映像の上映(予定)
15:00-16:00 感想・意見交換







posted by kubohara at 18:28| Comment(0) | ブラジル日本移民